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ドーミーでは、学生様も含めると全国でおよそ4万名以上の寮生様をお預かりしています。今回は、ご入寮されているお客様の安全を守るための取り組みをご紹介します。
工夫を凝らして感染対策!
緊急事態宣言発令後、学校は休校やオンライン授業に、企業は交代制勤務や在宅勤務への切り替えなどにより、1日の大半を寮内で過ごされるお客様が増えました。感染を防ぐため、全事業所で感染対策や外出自粛の呼びかけなどを徹底。政府の感染対策への対処方針等を参考に、全国共通の新型コロナウイルス対策マニュアルも作成されました。
名古屋地区のあるドーミーで考案した共用部での感染対策はすぐ全国へ波及。様々な工夫を凝らしながら、これまでにない事態を乗り切ろうと励んでいました。
また、4月は学校様や企業様が新しいスタートを迎え、多くのお客様が入寮される時期。今年は学校様の多くが休校状態、企業様も入社式や研修の見合わせにより、入寮の延期が相次ぐ異例の年となりました。
そんな最中、自らの感染防止に努めるとともに、最前線でお客様の安心安全を守る、ドーミー府中コミュニティハウス(社会人と学生の混在物件)のマネージャー夫妻に話を聞きました。
いつもとは違う4月。そのとき寮は…
寮母:
今は落ち着きましたが、最初は寮生さんも戦々恐々とされていましたし、私たちも少し過敏になっていました。「寮生さんを感染させるわけにはいかない!」そんな気持ちに張り巡らされていた時期もありました。外出する寮生さんを見かけたとき、「電車乗るんだったら気をつけてね」や「ごはんの時間には帰っておいでね」など声をかけるなど、寮生さん同士も密に気を付けながらコミュニケーションをとっているうちに、少しずつ寮内も和やかな雰囲気になっていきましたね。
また、感染防止のため、食器や調理器具類の消毒強化や手渡しでの料理提供など、オペレーションも変わったことで当初は苦労した部分もありましたが、パートさんとお互いを奮い立たせて乗り切りました。
困っている寮生さんに手作りマスクを!
寮母:
新型コロナウイルスが流行し始めてから、徐々にマスクの品薄が深刻になっていましたよね。日本人の寮生さんは実家からの仕送りや自力でなんとか手に入れていた一方、どこで買ったらいいかも分からない上、お店に行っても売っていない状況で途方に暮れていたのが外国人の寮生さんでした。
特にまだ日本語で十分なコミュニケーションがとれない寮生さんもいたので、ずっと気になっていて。
そんな様子を見て、「よし、マスクがないなら作るしかない!」って思いました。何より寮生さんたちを不安にさせたくなかったんです。Youtubeを観ながら、とにかく見よう見まねで。布も限られていたので、まずは外国人の寮生さんに渡しました。
その後は徐々にお店も開いてきたので、新たに布を調達して。3か月のマンスリー契約で入寮していた社会人の寮生さん33名が退寮する際には、全員に渡しました。
「退寮してからも、頑張ってほしい!」という想いも込めて。
社会人1年目でこれから!という時に出社できたのはたったの1日だけで、あとはずっと寮内で(オンラインで)新人研修を受けていたんです。地方から上京し初めての東京生活で不安も多い中、「唯一の楽しみはお風呂と食事!」と言っていた寮生さんもいました。
今は事務所の受付前に張り紙を設置して、必要な寮生さんにはマスクをお渡しできるようにしています。
未曽有の状況下でも
マネージャー:
実は、この機会に韓国語の勉強を始めたんです。うちの寮、韓国人の寮生さんが多いんですよ。寮生さんの母国語で挨拶だけでも出来たら喜ぶかなって。
また、このような状況下だからこそ、「寮は安心です!」と言ってくれる寮生さんもいます。朝と夜はご飯が出るから、外出も最低限で済むし、誰かと話したいときは我々や友人とも話せるから孤立することがないですしね。勿論、会話中もマスクは必須です(笑)
まだまだ不安な日々が続きますが、できることをしっかりやっていきたいと思います。
新たなニーズに向けた取り組み
〇新たな“オンライン時代”に向けて!
新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、ますますオンライン時代が加速しています。ドーミーでは、元々ネット環境が整備されていましたが、現在NURO光の導入を急ピッチで進めており、既に全国の8割のドーミーへの導入を終えました。コロナ禍における在宅勤務に寄与しています。
今後も、ドーミーは本部と現場が一体となり、寮内の感染対策は勿論のこと、お客様お一人おひとりを想いながら安心してお住まいいただけるよう努めて参ります。まだまだ予断を許さない状況が続いていますが、一日でも早く以前の日常が戻ってきてほしいですね。
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