一室利用

ほとんどの社員寮ドーミーに、寮運営の豊富な知識と経験を持ったマネージャー夫妻が常駐しています（一部の施設では1名のみ常駐）。その役割は建物の管理にとどまらず、ご入居者宛の荷物をお預かりしたり、具合の悪い方がいれば看病に当たるなど、ソフト面にもおよびます。大切にしているのは、さりげない配慮と、程よい距離感。日々ホスピタリティをもって接することで、不慣れな土地に暮らすご入居者の不安を和らげ、業務に専念していただける環境をつくります。

食事は、日々の活動を支える源であり、健康な生活への第一歩です。栄養バランスが整った食事を規則正しく摂ることで、心身の機能がより活発になり、充実した仕事への取り組みが可能になります。社員寮ドーミーでは、ご入居者の健康維持を第一に考え、専属の管理栄養士が、栄養バランスはもちろん、味のバランスも整えた朝夕2食の献立を作成しています。

社員寮ドーミーは、全国・全棟で家具備え付けの居室を提供することで、引っ越しにともなうご入居者の負担を軽減しています。家具準備の手間が省けることで、入寮後の生活が早期に安定し、会社での業務に集中できる環境を整えやすくします。また、転勤や異動などの人事施策をフレキシブルに実行しやすくなるメリットがあります。

社員寮が企業にもたらす成果の1つに、共同生活による若手社会人の育成が挙げられます。社員寮内の共用スペースにおける同僚、先輩、上司、他社の人々との交流を通じて、協調性やコミュニケーション能力が高められる効果が期待できます。また、交流機会が増えることで、上司と部下、先輩後輩間の連携はもちろん、他部署間のセクショナリズム解消につながる効果も期待できます。福利厚生だけではなく、人材育成の側面からも、社員寮が企業の課題解決において果たす役割は大きいことから、社員寮ドーミーでは、共用設備の充実に力を注いでいます。